現マゼンタ王国の王。
幼少期より父親である先代マゼンタ王に武人として育てられる。その為、若い頃より戦場で指揮を執り、武王として名を馳せる。
王国が大きくなってからは前線には立たずに、信頼できる将軍たちに軍事を任せる。
妻である妃は物語開始時には既に他界している。その為家族は娘であるカーマイン一人である。
本編開始時にも国王として健在だが、国内外の事の大半を娘の婚約者である次期国王候補のシナバーに任せており、最終的な判断を下すだけの立場となっている。
しかしそれでもその影響力は絶大で、シナバー始め将軍以下国民の信頼は厚い。

ここから先は本編のネタバレを含みます。
「先に設定を知っておいたほうが楽しめる」という方のために、本編中で徐々に明かされていく内容についても解説していますので、自己責任にてお進みください。