マゼンタ王国の将軍の一人。
「鮮血の将軍」若しくは「鮮血のバーミリオン」の異名を持ち、彼女が駆けた戦場には夥しい量の血が流れたことから付いた呼び名である。
その異名の通り、剣の腕前はマゼンタ王国一とも、大陸一とも言われているが本人はあまり興味がない様子である。
マゼンタ王国でも由緒ある名門の出であり、一族の中でも指折りの才女であると言われている。
バーガンディ・ソルフェリノ両名とは幼い頃から付き合いがあり、非常に仲が良い。以前は三人で行動することが多かったが、王国が領土を広げていくのと同時に多忙となり、現在では会議以外ではあまり顔を合わす機会が無い。しかしそれでも互いの信頼が薄れることは無く、特に末っ子の様な存在であるソルフェリノの事を特に気にかけている。
現在は王国内外についての指揮をシナバーと二人で務めているが、その殆どはシナバーに任せ、本人はその補佐役に回っている。これについて、自分よりもシナバーの方が頭の回転が速く、広い視野で物事を捕らえているからだと周囲に話している。
上記の理由からも分かる通り、あまり出世や自身の評価などへの興味は強くないと思われる。

ここから先は本編のネタバレを含みます。
「先に設定を知っておいたほうが楽しめる」という方のために、本編中で徐々に明かされていく内容についても解説していますので、自己責任にてお進みください。